ゲンティン香港が日本各地と上海を巡る横浜発着クルーズを2017年7月就航 船内は「洋上の五つ星リゾート」

スーパースター ヴァーゴ(写真提供:スタークルーズ)

スーパースター ヴァーゴ(写真提供:スタークルーズ)

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 アジアを中心にクルーズ事業を展開するゲンティン香港は7月から、スタークルーズの旗艦船「SuperStar Virgo(スーパースター ヴァーゴ)」を日本に配船し、大阪と横浜を母港に日本各地と上海を巡る新航路のクルーズを提供する。

スーパースター ヴァーゴ客室(オーシャンビュー ステートルーム)

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 スーパースター ヴァーゴは1999年建造(ドイツ)。総トン数75,338トン、全長268メートル、乗客定員1,870人。「洋上の五つ星リゾート」と呼ばれる船内には、メガウォータースライダーを備える屋外プール「パルテノンプール」、エンターテインメント施設のショーラウンジ「リド」やナイトクラブ「エースクラブ」。そのほか、無料レストランのゲンティンパレス(インターナショナル&中華料理)、有料レストランのタージ(インド料理ビュッフェ)やパラッツォ(イタリア料理&西洋料理)など11種類の多種多様な飲食施設をそなえる。

 横浜発着クルーズは7泊8日(日曜23時59分発、日曜15時着)。7月9日から10月29日まで毎週末の運航を予定している。航路は横浜発~清水~鹿児島~終日航海~上海(中国)~終日航海~大阪~横浜着。日本人には客室カテゴリーの「バルコニー」と「オーシャンビュー」を中心に販売し、料金はバルコニー198,000円(NORMAL)~、オーシャンビュー158,000円(NORMAL)~。3万円の早期割引も実施する予定。

 スーパースター ヴァーゴ大阪・横浜発着の新航路就航にあたり、クルーズライター/コーディネーターの吉田あやこさんがアンバサダーとして就任。寄港地フードの無料提供や、船内での寄港地由来の名産品販売など日本人向けサービスの拡充を図る。

 2月21日に都内で開催されたゲンティン香港・新航路発表会では、スタークルーズのアン・ムー・リム社長が「日本マーケットはとても重要な市場で、スタークルーズの旗艦船であるスーパースター ヴァーゴを日本に配船できることは大きな喜び。今回の日本発着クルーズに向けて船内を改装し、アジアのおもてなしを満喫いただけるよう、他の船会社にはない新しいアジアテイストを取り入れていく。大阪と横浜を母港にした新航路で、日本のクルーズ産業に寄与したい」と語った。

 ゲンティン香港は、スタークルーズ、ドリームクルーズ、クリスタルクルーズ、ドイツの造船所(ロイド、ヴェルフトグループ及びMV WERFTEN)、フィリピン初の複合商業施設リゾートワールドマニラ、シンガポールのナイトクラブ・ズーク(Zouk)を傘下にもつ、クルーズ関連事業を国際的に展開する企業。アジア太平洋地域において、シンガボール、香港、中国、マレーシア、台湾、日本、オーストラリア、タイ、ベトナムなど35の寄港地へのクルーズを運航している。

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