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みなとみらい21地区46街区に「横浜野村ビル」が完成 国内最大級のオフィスビル

横浜野村ビル外観(南西側より)

横浜野村ビル外観(南西側より)

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 野村不動産(東京都新宿区)は2月13日、みなとみらい21地区46街区に建設を進めてきた大規模オフィスビル 「横浜野村ビル」(横浜市西区みなとみらい4)の竣工(しゅんこう)式を行った。

「横浜野村ビル」外観(夜景・北西側より)

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 同ビルは、地上17階建てで、基準階面積1,200坪(約4,000平方メートル)を超える国内最大級のオフィスビルで、2015年3月2日に着工し、2017年1月31日に完成した。高さは約89メートル、敷地面積は約8,962平方メートル、延床面積は約81,547平方メートル。施工は清水建設。

 免震構造、ガス発電時に発生した廃熱をビル内の空調熱源に活用するコージェネレーションシステム、中圧ガスとオイルによる発電が可能なデュアルフュエル式非常用発電機などを採用した高いBCP(業務継続計画)性能に加え、環境負荷の低い機器の導入、80本を超える高木や壁面緑化などの植栽により、建築物の環境性能評価システム「CASBEE」の最高級のSランクなどの認証を受けている。

 オフィスフロアには今春、野村総合研究所(東京都千代田区)が入居する。今夏オープン予定の1階店舗には、同社グループの「野村不動産ライフ&スポーツ」による女性専用スポーツクラブ「メガロスルフレ みなとみらい(仮称)」をはじめ、8つの商業店舗が入居する。

 野村不動産は「今後都心部で予定している大型複合開発に、グループの開発・運営などの総合力で対応し、街・エリアの価値向上に取り組んでいく」としている。

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