大さん橋で「よこはま大さん橋フェスタ2015」-防災ワークショップやパフォーマンスも

2014年3月に行われた「よこはま大さん橋フェスタ2014」の様子

2014年3月に行われた「よこはま大さん橋フェスタ2014」の様子

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 横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)で1月11日、「よこはま大さん橋フェスタ2015~みんなの防災、みんなの市民文化祭~」が開催される。

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 同イベントは、2014年3月に鉄橋橋竣工120周年を記念して開催された「よこはま大さん橋フェスタ2014」に続いて2回目の開催となる市民参加型のイベント。今回は、同日に赤レンガ倉庫で開催される「横浜消防出初式2015」のパブリックビューイング会場になっていることもあり、防災をテーマにしたワークショップや、新年を飾る琴や三味線のパフォーマンスなど、来場者が楽しめるさまざまな催しが行われる。

 防災ワークショップコーナーでは、「お正月気分!カルタでぼうさい」、「部屋の模型パズルで家具を固定」、「ぬいぐるみをつかった着服水泳のコツ」、「ペットボトルで液状化の仕組みを知ろう!」など、参加費500円で手軽に楽しく役立つ知識を身につけるワークショップを複数体験できる。

 また、目の見えない状況を体感するブラインドサッカー体験コーナーや、新年の書き初めを講師の先生にアドバイスしてもらえる書道ワークショップ(1回500円)もある。

 パフォーマンスエリアは2つあり、入り口正面のWelcomeステージでは、アトリエ箏こだまによる箏、高橋将充さんの津軽三味線、早乙女和完さんの三味線唄、大久保旭夏さんの琵琶といった伝統的な音色のパフォーマンスが行われる。

 もう一つのステージ「CIQステージ」では、「MJトリビュートパフォーマーMK」、中学3年生の姉と小学4年生の弟によるジャズユニット「サファリパークDuo」、手回しオルガン奏者の紀あささん、アコースティックユニット「ELPIS」、小学6年生のシンガーソングライター・Ko-seiさん、クラウンユニット「QAVO」、懐かしの昭和歌謡を歌う17歳の女子高校生・有希乃路央さんら7組が出演する。

 「みんなの市民文化祭コーナー」では、石を積む石花ワークショップの「石花会」、「漢字決定戦」アプリなど漢字の教材を使ったクイズやゲームを行う「地球学校」、お箸づくりのワークショップ(2,700円)を行う「薬膳caf? spring Door」、自家製酵母でつくるハードパンを販売する「アデリースタジオ+つ。」、防災頭巾を販売する「日本シングルマザー支援協会」など、食品や雑貨の販売ブース計31ブースが並ぶ。

 会場の横浜港大さん橋国際客船ターミナルは、1894年3月に鉄橋橋として竣工。その後、何度か拡張や改修がなされ、現在の大さん橋は、2002年6月にリニューアルオープンした。普段は、大型客船が多数出入りする横浜港の玄関口として親しまれているほか、「くじらのおなか」の愛称で親しまれている2階メインフロアーには、CIQプラザ・出入国ロビーと、桟橋アートギャラリーの2つの貸しスペースがあり、市民の文化活動の発表の場としても利用されている。

 主催する横浜港大さん橋国際客船ターミナルの金木伸浩さんは「前回非常に好評だった大さん橋フェスタの2回目は『防災意識の向上』と『横浜にお住まいの皆さんがより繋がり・ひろがる』ことを目指して開催する。横浜で活躍する沢山の方に出会える場所なので、ぜひお越しいただきたい」と話している。

 開催時間は、11時~17時。詳細はホームページで。

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