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マリンタワーで「いい点灯の日」にヘッドライト早期点灯呼びかけ-おもいやりライト運動

ヘッドライト点灯呼びかけ実験に参加したライティングガールとおもいやりライト事務局スタッフと賛同パートナー

ヘッドライト点灯呼びかけ実験に参加したライティングガールとおもいやりライト事務局スタッフと賛同パートナー

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 横浜マリンタワー(横浜市中区山下町15)前の公道で11月10日、おもいやりライト運動事務局が「いい点灯(11.10)の日」を記念して、行き交うドライバーに向けてヘッドライトの早期点灯を呼びかける「ヘッドライト点灯呼びかけ実験」を実施した。

横浜マリンタワー前の公道を通行する車両にメッセージパネルを掲げライト点灯を呼びかけた

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 「おもいやりライト運動」とは、交通事故発生件数が最も多い時間帯である夕方の日の入り30分前を目安に、自動車のヘッドライト点灯をドライバーに呼びかけ、事故件数の削減を目指す活動。2014年度のグットデザイン賞で「市民や賛同パートナーなど80以上の団体を巻き込んで、交通事故の削減に取り組んでいるのは意味がある」と評価され「公共向けの活動・取り組み、社会貢献活動」の枠で受賞している。

 今回の実験では、おもいやりライト運動事務局スタッフと賛同パートナー約10人が、16時に公道脇に一列に立ち、行き交う車のドライバーに、「ヘッドライト」、「つけよう」、「おもいやり」、「ライト」のメッセージパネルを掲げながらヘッドライト点灯を呼びかけ、日没までの約40分の間にライトを点灯してくれた車両の数を計測した。実験中に通行した101台の車のうち、ヘッドライトを点灯していた車が24台、スモールライトを点灯していたのが19台、呼びかけで点灯してくれた車は22台だった。

 横浜マリンタワーでの呼びかけ実験は昨年から始まり今年で2回目。今年は「スマートイルミネーション横浜2014」の参加プログラムとして同施設とコラボレーションし、10月30日から11月10日までの12日間、マリンタワーを黄色くライトアップした。また10月30日と11月1日~3日の4日間は、アーティストの中村敬さんによる低層部壁面へのプロジェクションマッピング「濱のおもいやり」が実施された。

 おもいやりライト運動事務局の広報担当で反射材に身を包むライティングガールとして活躍している榊原あすかさんは「ヘッドライト点灯の呼びかけに、ドライバーさんが笑顔で応えてくれるのが印象的。ライトを点灯して笑顔をいただくと、こちらも笑顔になる。みんなが笑顔になれる運動です。歩行者から見られやすくなるように、ぜひ、スモールライトではなく、ヘッドライトを夕方早めにつけていただきたい」と話した。

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