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みなとみらいでがん患者支援チャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ」

昨年の参加者たち。たすきをつないでみんなで歩く

昨年の参加者たち。たすきをつないでみんなで歩く

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 みなとみらいの臨港パーク(横浜市中区みなとみらい1)で11月1日と2日、がん患者支援チャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2014みなとみらい」が開催される。

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 「リレー・フォー・ライフ」は、がん患者や家族、医療従事者、支援者らがタスキをつなぎながら夜を通して会場を歩き交流を行うチャリティイベント。「がん」に対する知識の普及・啓発を行い、がん患者を励ますことを目的にとしている。1985年にアメリカで始まり、現在は世界20カ国以上で行われている。日本では2006年に開始。開催場所は年々増え、今年は全国40カ所以上で開催している。

 横浜各地から有志が集まり実行委員会を結成し、同会場での開催は2回目。今年は約1,000人の参加を見込む。

 当日は参加者が会場内に設けられた1周200メートルのコースを交代で歩くほか、紙芝居の上演や乳がん検診の紹介などの啓発ブース、工作などのワークショップコーナーやバザーなども予定。キッチンカーも出店する。会場に、参加者が休んだり荷物を置いたりできる共同の「みんなのテント」を設け、参加者同士がより交流を図りやすいよう工夫する。日が暮れてからはそれぞれのメッセージが添えられたルミナリエ(LED灯ろう)約500個を並べる。

 参加費は、寄付金として1人1,000円。がん患者およびがん経験者と中学生以下は無料。イベント収支剰余金は、公益財団法人「日本対がん協会」に寄付され、がん患者の支援活動に充てられる。

 リレー・フォー・ライフ・ジャパンみなとみらい実行委員会委員長の池田誠吾さんは「残された家族を励まし、亡くなった方をいつまでも忘れないために、そして何より、いまがんと戦っている人への応援になればという思いで開催している。会場がコンパクトで1つのテントの下でみんなで過ごせるというのが何よりの特徴。ぜひ目の前の人に声をかけ交流し、最高の思い出を持って帰ってほしい」と話している。

 開催時間は11月1日12時30分受付、リレーウォークは13時30分スタート~翌2日12時まで。チーム・個人の参加や、当日ボランティアの申し込みをホームページで受け付けている。

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