街全体がステージに「横濱ジャズプロムナード」-約3,000人が出演

昨年の街角ライブの様子©YJP(撮影:クルー岡部2013)

昨年の街角ライブの様子©YJP(撮影:クルー岡部2013)

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 日本最大級のジャズ・フェスティバル「横濱ジャズプロムナード2014」が10月11日と12日、横浜市内一帯で開催される。

野毛のジャズクラブ「ジャズ喫茶ちぐさ」(2013年開催の様子)

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 「街全体をステージに!」を合言葉に、1993年に市民とミュージシャンが一体となりスタートしたジャズイベント。昨年は2日間で過去最多14万6千人を動員。22回目を迎える今年は、国内外のプロからアマチュアまで2日間のべ約3,000人のミュージシャンが参加し、ホールライブや街角ライブ、ジャズクラブライブを行う。

 開催場所は横浜市開港記念会館、関内ホール、ランドマークホール、横浜赤レンガ倉庫1号館、ヨコハマNEWSハーバー、横浜みなとみらいホール大ホール(12日のみ)、NHK横浜放送局のほか、市内のジャズクラブ24店舗、ストリートで演奏が楽しめる「街角ライブ」16会場ほか、計49カ所。

 街角ライブ会場には、商業施設「MARK IS みなとみらい」や「CIAL 桜木町」といった横浜の新名所が新たに加わる。また、元町ショッピングストリートでは、プロのデキシーランドジャズバンド「外山喜雄とデキシ―セインツ」が街中を練り歩く。

 出演者・グループは、秋吉敏子さん、Miho Hazama /JP Jofre Project、渡辺真知子さん、三木敏悟&インナーギャラクシー・オーケストラ、Joe Locke Quartet with Don Thompson、GAIA CUATROほか、約400人のプロミュージシャンおよびアマチュアミュージシャン約200組。

 みなとみらいホール(12日)では「横濱ジャズ物語:ハマッ子ジャズメン大集合!」と題し、横浜に縁のあるミュージシャンがほぼノンストップで演奏する予定。1950年代からN.Y.を拠点に活動しているジャズピアニストの秋吉敏子さんも、ソロ、トリオそれぞれのステージで登場する。

 横濱JAZZ PROMENADE広報の高松有希子さんは「今回は過去最高の140組ものミュージシャンの中からプログラムを決定した。ステージの目玉はみなとみらいホールの『横濱特集』。今年もベイエリアにある歴史的な建物や風景、おいしい食事など横浜の魅力と共にジャズを楽しんでもらえたら」と話している。

 チケットは前売券(日付指定券)=ひとり券4,300円、ペア券8,000円、両日券8,000円)。当日券=ひとり券5,000円、みらいパス1,000円。開催時間は12時~20時頃(会場による)。

 横濱ジャズプロムナードは、日本のジャズのふるさとである横浜が、日本各地へジャズ文化を根付かせ、若いミュージシャンの才能を育み、新しいジャズの潮流を世界へ発信し交流することを願い開催されている。同イベントは、2011年3月に地域活性化センター「第16回ふるさとイベント大賞」で選考委員特別賞、2013年2月に第2回「NISSAN PRESENTS JAZZ JAPAN AWARD」(主催:JAZZ JAPAN)でベスト・ライヴ・パフォーマンス部門を受賞している。

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