桜木町の日本丸メモリアルパーク（横浜市西区みなとみらい2）のアリーナで8月31日、ラム酒のイベント「Yokohama RUM Festival 2014」が開催される。

　「よこはまラムフェスティバル」は横浜市内を中心にラム酒を提供するバーとラムが好きな有志による、ラムとカリブ海周辺諸国の音楽･文化を楽しむお祭りで、2007年に初開催され今回で6回目の開催となる。

　今回は日本丸のステージ前に設けられた「テイスティングエリア」で、世界のラム100種類以上の銘柄を自由に試飲することができる。また、エリア外では、通りがかりでも購入できるラム酒のカクテルやカリビアンフードなどを提供する。

　ステージでは、スチールパンバンドを始めとするカリブ・ラテン音楽のライブ、タヒチアンやフリースタイルのダンス、フレアーバーテンディングのパフォーマンスなどが行われる。

　運営は、BAR CROW（日ノ出町）、One Many（桜木町）、LOOP弘明寺、MOJO（関内）、Shotbar Brilliant Sunrise（弘明寺）、Bar Luida（上大岡）、BAR INFERNO（石川町）、BAR de 南極料理人 Mirai（吉田町）、横浜パラダイス（日本丸メモリアルパーク）など。

　今年は、日本とカリブ共同体（カリコム）諸国の事務レベル協議開始後20年で、ジャマイカとトリニダード・トバゴとの国交樹立50周年にもあたることから外務省が2014年を「日・カリブ交流年」とした。「Yokohama RUM Festival 2014」は「日・カリブ交流年」記念事業のひとつに認定されている。

　イベントを主催する「よこはまラム推進委員会」のコバヤシイッセイさんは「カリブ海生まれの船乗りの酒・ラムの魅力を、日本のバー発祥地と言われる横浜のから発信してきたラムフェスティバル。念願だった帆船日本丸の前で初の屋外開催ができてうれしい。カリブ海南米地域の音楽や地元横浜で活躍するパフォーマーのステージをラムとともに楽しんでいただきたい」と話す。

　開催時間は14時～22時。料金は前売2,000円、当日2,500円。16時前に入場するとラムカクテルを1杯プレゼントする。