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大さん橋で横浜の歴史を振り返る「ダイサンバシ大学」-120周年記念事業

横浜港大さん橋国際客船ターミナル

横浜港大さん橋国際客船ターミナル

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 横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)の出入国ロビーで8月20日から、横浜の歴史文化を学ぶことができる講座「鉄桟橋竣工120周年記念事業 ダイサンバシ大学」が開催される。

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 同企画は、横浜港大さん橋国際客船ターミナルが鉄桟橋として開設されて120周年を迎えるにあたり企画された記念事業。講師を招き、全5回の講座・パネルディスカッションで、大さん橋を起点とした横浜港と横浜の120年の歴史を振り返る。

 講座と講師は、8月20日「原三渓とヨコハマ」(西和夫さん:神奈川大学名誉教授、横浜歴史資産調査会 相談役)、8月27日「ヨコハマ船物語」(今野洋一さん:日本郵船横浜支店支店長、歴史博物館長)、9月10日「鉄道遺産を生かしたまちづくりと観光」(米山淳一さん:地域遺産プロデューサー、横浜歴史資産調査会常務理事、日本鉄道保存協会顧問)、9月24日「元町の賑わい」(近澤弘明さん:近澤レース店代表取締役社長)。

 10月8日には「ヨコハマの歴史を生かしたまちづくり」と題して、パネルディスカッションを行う。パネリストは、西和夫さん、米山淳一さん、近澤弘明さんと、三陽物産代表取締役社長・宮川香山眞葛ミュージアム(横浜市神奈川区栄町6)館長の山本博士さん。コーディネーターは鈴木伸治さん(横浜市立大学国際総合科学部教授)。各回の講座終了後には、講師を交えた交流懇親会も予定されている。

 横浜港大さん橋国際客船ターミナル広報担当の長森千絵さんは「横浜大さん橋は開業以来、港町横浜繁栄の象徴として多くの船を出迎え、見送ってきた。講座を通して、横浜港の繁栄に横浜大さん橋がどう関わってきたのか、そのつながりをお届けしたい。また、現在の大さん橋(おおさんばし)がダイサンバシと呼ばれていた時代をふまえ、横浜の歴史について改めて考えるきっかけとなってほしい。会社帰りのビジネスパーソンが参加できるよう、平日の夜開催とした。たくさんの方にお越しいただければ」と話している。

 開催時間は19時~21時。受講料は懇親会費込みで1回2,000円、5回受講券は8,000円。詳細・申し込みは「ダイサンバシ大学」のイベントホームページから。問い合わせはダイサンバシ事務局(045-662-7557)まで。

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