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急な坂スタジオでダンス×演劇「RE/PLAY」-多田淳之介さん演出

We dance 京都2012『RE/PLAY』@元・立誠小学校

We dance 京都2012『RE/PLAY』@元・立誠小学校

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 舞台芸術の創造拠点「急な坂スタジオ」(横浜市西区老松町26)で2月14日から、多田淳之介さん演出による演劇×ダンス作品「RE/PLAY(DANCE Edit.)」が上演される。

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 「RE/PLAY(DANCE Edit.)」は、京都を拠点に活動しているダンサー・振付家・演出家のきたまりさんと、街を舞台にダンスと社会をつなぐパフォーマンスを展開する横浜拠点のNPO法人「Offsite Dance Project」(中区池袋10)の共同プロデュース作品。横浜都心部で2月8日に開幕した国内外の舞台芸術関係者が集まる「国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2014」ショーケース参加プログラムとして発表する。

 同作のオリジナルは、2006年に初演した東京デスロックを主宰する多田淳之介さん作・演出による演劇作品「再生」。死にゆく人々の物語を連続して繰り返し、疲弊していく身体から「生」を表現した。

 今回は改訂版「再/生」として、関東拠点の振付家・ダンサーによるリ・クリエーション作品を制作。岩渕貞太さん、遠田誠さん(まことクラヴ部長)、北尾亘さん(Baobab主宰)、きたまりさん(KIKIKIKIKIKI主宰)が、急な坂スタジオのオーディションで選ばれた4人のダンサーとともに、反復する身体を通して、再生に向かっていこうとする人間を「演劇」と「ダンス」の相乗で描き出す。上映時間は70分。

 開演前と終演後に、来場者が演出家や出演者とコミュニケーションできる交流の場「急な坂ラウンジ」を設置。2月16日の公演終了後は、多田さんときたさんを迎えたアフタートークを開催する(英語通訳あり)。

 きたさんは「横浜は私にとって、作品上演や多くの人たちとの出会いを通して自身の創作活動の現状や問題点を考えるきっかけを与えてくれた場所。自分を理解し、他者を理解し、人との出会いを繰り返すことで、最終的にカンパニーの作品世界に新たな展開をもたらし、新しいダンスの未来を見つけ出していきたい」と話している。

 チケットは前売=一般2,500円・学生2,000円、当日=一般3,000円・学生2,500円。TPAM参加登録者は前売=2,000円、当日=2,500円。問い合わせはOffsite Dance Project(TEL 090-6346-5820)。2月16日まで。

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