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シネマ・ジャック&ベティでオカルト映画大会「ジュリースペシャル」

作品「ザ・タイガース 世界はボクらを待っている」より©東宝

作品「ザ・タイガース 世界はボクらを待っている」より©東宝

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 シネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3)で9月15日と16日、特集上映「山口敏太郎オカルト映画大会 ジュリースペシャル」が行われる。

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 今回の特集上映は、同映画館と作家でオカルト研究家の山口敏太郎さんが「夏の終わりを飾るオカルト映画」として企画。映画俳優として独特の存在感を放ち、現在も不動の人気をもつ横浜在住の歌手・沢田研二さん(愛称:ジュリー)の出演映画を紹介する。

 プログラムは、今年12月に44年ぶりの復活コンサートを控えているグループサウンズブームの伝説バンド「ザ・タイガース」のSFコメディー「ザ・タイガース 世界はボクらを待っている」(1968年)、天草四郎役の沢田さんが作品に神秘的な彩りを添え、公開時200万人の動員を記録した「魔界転生」(1981年)、塚本晋也監督によるSFホラー「ヒルコ 妖怪ハンター」(1990年)の3作品。今回は作品全てが35ミリフィルムによる上映で、銀幕から制作当時の興奮が伝わってくるという。

 関連イベントとして、15日の「ザ・タイガース世界はボクらを待っている」12時15分の回上映後に「山口敏太郎スペシャルトークショー」を実施する。山口さんは「世の中が行き詰まったとき、必ずオカルトが流行し、常識に大きな風穴を開けていった。昭和という時代は、ありとあらゆる怪奇と不思議が網羅された不可解の連続体であったといえよう。今回、ジュリーというスーパースターの視点からオカルトという概念を分析してみる。きっとそこには未来への扉が待っている」とコメント。

 また、シネマ・ジャック&ベティの梶原俊幸支配人は「作品『ザ・タイガース世界はボクらを待っている』がなぜオカルトなのかという声をよく聞くが、ぜひ作品をセレクトしたご本人である山口敏太郎さんのトークショーで一緒に考えていただければ」と話している。

 チケット(当日)は1回券=一般1,500円・大専1,200円・高校生以下とシニア1,000円、15日トークショー回専用券(トークショー付)=1,800円。問い合わせはシネマ・ジャック&ベティ(TEL 045-243-9800)まで。

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