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伊勢佐木町周辺で「横浜みなと映画祭」ー濱マイク大回顧展

作品「遥かな時代の階段を」より©フォーライフミュージックエンタテインメント/映像探偵社

作品「遥かな時代の階段を」より©フォーライフミュージックエンタテインメント/映像探偵社

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 伊勢佐木町周辺で3月16日、第2回横浜みなと映画祭2013「私立探偵 濱マイク大回顧展」が開幕する。

「第2回横浜みなと映画祭2013」のポスター

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 同映画祭は、かつて全国有数の映画興行街であった伊勢佐木町周辺を舞台に、市民や映画ファンが連携して行う映画祭。映画「私立探偵濱マイク」シリーズの上映をはじめ、トークイベントやロケ地巡り、写真展など多彩なイベントを実施する。

 「私立探偵濱マイク」は、林海象監督が1993~1996年に黄金町近辺を舞台に制作した探偵映画。俳優の永瀬正敏さんが探偵・濱マイク役を演じ、劇中に登場する探偵事務所のセットは、老朽化で2007年に解体された中区・若葉町の映画館「横浜日劇」に組まれていた。会期中は、濱マイクシリーズ3部作「我が人生最悪の時」「遥かな時代の階段を」「罠 THE TRAP」のほか、2002年に日本テレビ系列で放送されたTV版私立探偵「濱マイク」全12作品、幻の「濱マイク」短編映画を上映する。

 会場は、シネマ・ジャック&ベティ、横浜ニューテアトル、横浜シネマリン、伊勢佐木町クロスストリート、JRAエクセル伊勢佐木、カトレヤプラザ、nitehi worksの7カ所。

 そのほか、関連イベントとして、林監督や永瀬さんら出演者を迎えたトークイベント、映画版・テレビ版のロケ地巡りツアー、現職私立探偵、元警察OB、弁護士、週刊誌記者らによる「探偵シンポジウム」、「私立探偵 濱マイク」秘蔵写真展、濱マイクの愛車「ナッシュ・メトロポリタン」の展示も。

 17日~20日には、林監督が制作拠点の京都で経営する「BAR探偵」をアートスペース&カフェ「nitehi works」(中区若葉町)に再現。濱マイクの撮影に使われた小物などを展示し「BAR探偵 in Yokohama」として出張オープンする。

 主催する横浜みなと映画祭実行委員会の梶原俊幸さん(シネマ・ジャック&ベティ支配人)は「横浜みなと映画祭は、映画興行の発祥の地でもある『伊勢佐木町の復権』を掲げた地域密着型の映画祭。私立探偵『濱マイク』がいた横浜の街を歩き、映画を存分に楽しんでほしい」と話している。

 チケット(当日券)は一般1,200円、大専1,000円、高校生以下500円。3回券、パスポートは会期中の販売。3月20日まで。

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