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横浜ブルク13でピースデイに「国際平和映像祭」-若者が製作した短編映像

ファイナリスト作品のひとつ「JUST LIKE KIDS」より

ファイナリスト作品のひとつ「JUST LIKE KIDS」より

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 桜木町の映画館「横浜ブルク13」(横浜市中区桜木町1)で9月21日、「UFPFF国際平和映像祭 2012」が開催される。主催は一般社団法人国際平和映像祭(中区北仲通3)。

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 同映像祭は、学生を公募対象とした「平和」をテーマにした国際映像祭。平和を祈る世界中の学生に、映像によって国を超えたつながりを持ってほしいという願いから、国連が定めた9月21日の国際平和の日・ピースデイにあわせて2011年より開催されている。

 これまで、京都や大阪、東京などでファイナリスト作品の上映会や、トークショー、勉強会、ドキュメンタリーなどが行われてきた。また、「1年に1日でもいいから戦争のない日を作りたい」という思いのもと、2001年9月11日の同時多発テロ後も活動を続け、ついに「ピースデイ」を制定したジェレミー・ギリを追ったドキュメンタリー「ザ・デイ・アフター・ピースディ」も各地で上映されている。

 21日の映像祭では、ファイナリスト作品の上映の後、審査会が行われ、グランプリ、地球の歩き方賞、ピースボート賞が授与される。審査委員は、大久保秀夫さん(フォーバル代表取締役会長)、川崎哲さん(ピースボート共同代表)、龍村ゆかりさん(地球交響曲ガイアシンフォニー プロデューサー)、野中ともよさん(NPO法人「ガイア・イニシアティブ」代表理事)ほか。

 セレモニーの一環としてシンガーソングライターakimuseさんのミニライブも開催予定。また、昨年度のグランプリ作品「ワンダーランド」の上映と受賞者スピーチも行われる。会場入口では、「GAIA Messenger Project」の展示も行う。

 映像作品は、今年4月1日から6月17日まで動画サイト「ユーチューブ」を経由して公募を行った。エントリーがあった39作品の中から選ばれたファイナリスト作品は、幼稚園で戦車ごっこをする子どもたちの様子を描いた「JUST LIKE KIDS」(王奇)、アフガニスタンの少女たちの日常をとらえた「Mama Peace」(Faranaz Akram)、寿司のネタとシャリを擬人化し、2人が遊ぶ様子をクレイアニメで再現した「Oh Sushi」(石川さやか)など10組。ドキュメンタリー、クレイアニメ、短編映画と、多様な表現方法がとられている。参加する学生も、日本、中国、ベトナム、アフガニスタンなど多岐にわたっている。

 同映像祭代表で、ユナイテッドピープル代表の関根健次さんは「9月21日はピースデイ。1日から戦争や暴力のない平和な日を祝おうと、全世界でさまざまなイベントが開催されます。ピースデイは横浜ブルク13にぜひご来場ください」と話している。

 開催時間は17時~21時30分(開場は16時30分)。入場無料。ウェブからの事前申込制で、定員は200人。

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