三菱みなとみらい技術館でH-IIBロケット打ち上げパブリックビューイング

「航空宇宙ゾーン」で展示するロケットエンジンLE-7、LE-7Aの実物

「航空宇宙ゾーン」で展示するロケットエンジンLE-7、LE-7Aの実物

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 三菱みなとみらい技術館(横浜市西区みなとみらい3)で7月21日、H-IIBロケット3号機による宇宙ステーション補給機「こうのとり3号」(HTV3)打ち上げのパブリックビューイングを開催する。

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 H-IIBロケットは、H-IIAロケットを基本として、打ち上げ能力を拡大して開発を進めているロケット。国際宇宙ステーション(ISS)への輸送手段としての宇宙ステーション補給機(HTV)打ち上げに対応するとともに、H-IIAロケットとあわせ多様な打ち上げ能力に対応することによる国際競争力の確保を目的に、三菱重工が宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で開発している。

 当日は、打ち上げ予定時間の11時頃に、1階エントランスホールで壁面の大スクリーンを使ったパブリックビューイングを実施。 同館航空宇宙ゾーンでは、H-IIBロケットと同じ直径5.2メートルの円形スクリーンのシアターで打ち上げを体感できる「チャンバーシアター」やロケットエンジンLE-7、LE-7Aの実物を展示する。

 また今回の打ち上げに合わせ、ミュージアムショップでは、HTV型の箱に入った「しるこサンド」(1,000円)やHTVピンバッチ(500円)を販売する。

 同館広報担当の佐野麻季さんは「国際宇宙ステーション補給機『こうのとり』はもちろん、ロケットや宇宙について1階『航空宇宙ゾーン』で詳しく理解できるような展示を行います。夏休みの自由研究のテーマにいかがでしょう」と話す。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は大人300円、中・高校生200円、小学生100円。

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