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横浜能楽堂で「第60回横浜能」-シテ方五流が総出演

能「邯鄲」(金春流)金春安明

能「邯鄲」(金春流)金春安明

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 横浜能楽堂(横浜市西区紅葉ヶ丘27)で6月2日、「第60回横浜能」が開催される。

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 横浜能楽堂は、独自の切り口で能・狂言の上演を行っているアーツセンター。日本の古典芸能を始め、海外とのコラボレーションによる新たな作品を紹介している。「横浜能」は、横浜市内の愛好者団体である横浜能楽連盟が、横浜で各流宗家や地元能楽師の出演する舞台を実現させようと、1953年から毎年行ってきた企画。主催は横浜能楽連盟と横浜能楽堂(横浜市芸術文化振興財団)。

 60回の節目の年にあたる今年は、シテ方五流が総出演し、能や狂言を始め、素謡、一調、舞囃子など、さまざまな上演形式による演目を披露する。

 曲目は、喜多流の素謡「翁」(出雲康雅)、観世流の仕舞「三笑」(観世恭秀、田邉哲久、岡本房雄)、観世流の一調「笠之段」(梅若紀彰)、金剛流の独吟「熊野」(豊嶋三千春)、宝生流の舞囃子「融」(大坪喜美雄)、大蔵流の狂言「末広」(山本東次郎)、金春流の能「邯鄲」(金春安明)。

 横浜能楽堂の秦野五花さんは「金春流八十世宗家の金春安明や、大蔵流・山本東次郎家当主の山本東次郎を始め、横浜に縁のある演者により、豪華で見応え十分な舞台をお届けします」と話す。

 開場12時、開演13時、終演16時10分。入場料はS席8,000円、A席7,000円、B席6,000円。問い合わせは横浜能楽堂(TEL 045-263-3055)まで。

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