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横浜市民メディア連絡会がセミナー「スティーブ・ジョブスから何を学ぶか?」

「ジョブズ伝説」(高木利弘著)表紙

「ジョブズ伝説」(高木利弘著)表紙

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 相鉄岩崎学園ビル(横浜市神奈川区鶴屋町2)で3月10日、IT革命最大の実業家に焦点を当てたセミナー『スティーブ・ジョブスから何を学ぶか?』in 横浜が開催される。

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 スティーブ・ジョブズは、商用パーソナルコンピュータで世界初の成功を収めた米アップル社の共同創業者の一人。1976年に初期のホームコンピュータ「Apple I」を発表。1984年には「Macintosh」を発売。洗練されたグラフィカルユーザインターフェースで新たなコンピュータ像を創造した。

 携帯プレーヤー「iPod」、音楽や動画の管理・再生ソフト「iTunes」、スマートフォン「iPhone」、薄型・軽量ノートブック「Mac Book Air」、タブレット端末「iPad」などの製品をヒットさせ、その革新的なビジネスモデルが世界の経営者に影響を与えてきた。昨年10月に56歳の若さで他界。第54回グラミー賞で、特別功労賞「Grammy Trustees Award」が贈られている。

 セミナーの講師を務めるのは、クリエイシオン代表取締役のマルチメディア・プロデューサー高木利弘さん。

 当日は、日本人の立場からジョブズを論じた「ジョブズ伝説」を出版した元、Mac専門誌「MACLIFE」編集長の高木さんとともに、「IT革命はどこへ向かおうとしているのか」「どこへ向かうべきなのか」「スティーブ・ジョブズから何を学ぶべきか」を考えていく。セミナーの実施主体は、横浜市民メディア連絡会と岩崎学園。

 横浜市民メディア連絡会代表の和田昌樹さんは「ジョブズは、コンピューターのパワーを個人にもたらすパーソナル・コンピューター革命を実践し、世界を変えました。ジョブズに大きな影響を与えたのは、実は日本の禅や、美学、職人芸。日本の伝統とシリコンバレーの英知を結びつけることによって、あの素晴らしい製品・サービスを生み出し、IT革命を起こしました。世界中が混迷し、激動する中、IT革命最大の功労者、スティーブ・ジョブズから何を学ぶべきか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います」と話す。

 会場は相鉄岩崎学園ビル8階809室。開催時間は16時~18時。定員は先着100人。参加費無料。セミナー終了後に懇親会を予定。申し込み・問い合わせは岩崎学園経営企画部事務局(TEL 045-311-5581)まで。

 高木さんは、1986年に日本で最初のマッキントッシュ専門誌「MACワールド日本版」、1987年にマッキントッシュ専門誌「MACLIFE」を創刊。アップル本社に足しげく通い、マッキントッシュの革新性を日本に紹介し続けた名物編集長とも言われており、1994年にはネクスト本社でジョブズ本人のインタビューも行っている。

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