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象の鼻パークで「国際野外アートフェア」-復興支援ブースも

前回の「国際屋外アートフェア」の様子

前回の「国際屋外アートフェア」の様子

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 象の鼻パーク(横浜市中区海岸通1)で11月3日より、「第2回国際屋外アートフェア2011横浜」が開催される。

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 同イベントは、「アートを日常に」をテーマにしたストリートアートフェア。市民とアーティストがアート作品を通して気軽に直接交流できる空間を提供し、アートを身近に感じられる生活環境を支援する。

 期間中は園内に約20のテントブースを設営し、絵画(油絵、パステル、アクリル)、版画、デジタル画、立体オブジェ、写真、陶芸など多様なジャンルの作品を展示する。主催はNPO法人インターナショナル アート&クラフト プロモーション。

 出展アーティストは、サンディー・クラインさんやマイケル・ネムニクさんなど、アメリカ人、 カナダ人のアーティスト9人、岩沢あさ子さんをはじめとする国内アーティスト17人。アニメーション作家でイラストレーターの久里洋二さんも特別ゲストとして参加する。

 会場では、子供向けのワークショップ「アートあそび」として、かいじゅうの顔を制作するワークショップ「かいじゅーになれる……カナ?!」や「バナーを創ってかざろー」を実施(4日を除く)。

 また、東日本大震災の被災者支援を目的としたチャリティー・テントを設け、アメリカ・中国・国内のアーティストより寄付されたアート作品を販売し、売り上げを被災地の子どもたちが楽しめる活動に充てる。

 NPO 法人インターナショナル・アート&クラフト・プロモーションの高須美智子さんは「久里洋二さんをゲストに、海外からはまだ日本に紹介されていない実力派作家を迎え、国内作家とも未発表の新作を展示します。会期中は会場に作家が常駐するほか、無料通訳ボランティアもあり、直接説明を聞きながら鑑賞できます。チャリティーブースもありますので、ぜひ日本を応援するメッセージのこもった作品に励まされにいらして下さい」と話す。

 会場は象の鼻パーク 開港波止場。開催時間は3日=12時~18時、4日・5日=11時~18時、6日=11時~17時。入場無料。

 NPO法人インターナショナル アート&クラフト プロモーション(IA&CP)は、2009年5月25日に設立した「アートを日常に」をキーワードに活動する市民団体。多様なスタイルや表現力を持つさまざまなアート作品を通じて、創造力、発想力、考える力、見抜く力、判断力、行動力、真のコミュニケーション能力を育む機会の創出を目指す。

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