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中央卸売市場で東北3県「青果応援フェア」-買って・食べて応援しよう

横浜市中央卸売市場本場(水産物部棟入口)

横浜市中央卸売市場本場(水産物部棟入口)

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 横浜市経済局は横浜市中央卸売市場本場(横浜市神奈川区山内町1)で8月6日、「桃だ!キュウリだ!トマトだ!ふるさと東北3県(岩手・宮城・福島)青果応援フェア」を開催する。

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 東北の3県(岩手、宮城、福島)では、7月下旬より福島県産の「桃」の出荷が始まり、キュウリやトマトなどの出荷も夏場に最盛期を迎える。同イベントでは、横浜市と市内青果専門店が連携し、「東北3県の農産物を買って・食べて応援しよう」をテーマに、横浜市中央卸売市場で安全性が確認された被災地産品の消費促進を働きかけ、消費地横浜から生産地を応援する。

 当日は、同市場内の卸売会社2社(金港青果、横浜丸中青果)をはじめ、横浜市内の小倉青果店(西区)、八百屋森北(中区)、増屋果実店・角守青果店(南区)など東北3県の青果物取扱店48店舗が水産物部内で岩手県、宮城県、福島県産の旬な果実と青果を販売する。そのほか、桃の無料配布や「きゅうりバー」の試食も行う。

 同日は、水産物部で魚食普及への取り組みとして地域交流事業「ハマの市場を楽しもう!」を開催。お魚マイスターが「コチ」をテーマに「お魚を使った教室」を行うほか、アジの三枚おろしなどを体験できる「お魚さばき方教室」、水産物卸売市場での「仕入れ体験」、マイナス40度の冷蔵庫棟を見学・体験できる「市場体験隊」を実施する。

 横浜市経済局 中央卸売市場本場経営支援課の宮坂彰志さんは「東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により、暫定規制値を超える放射性物質が検出された品目は、産地からの出荷が制限され卸売市場には流通していませんが、最近では出荷制限の解除が進みつつあります。イベント終了後も市内青果専門店で東北3県の農産物を販売します。身近なところでできる産地支援をお願いできれば」と話す。

 青果応援フェアの開催時間は8時30分~10時30分。桃の無料配布は8時30分頃から(なくなり次第終了)。

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