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横浜F・マリノスがごみ削減プラン「ヨコハマ3R夢!」広報大使に就任

林文子横浜市長(写真左)より、横浜マリノス代表取締役社長の嘉悦朗さんに広報大使の任命証が交付された

林文子横浜市長(写真左)より、横浜マリノス代表取締役社長の嘉悦朗さんに広報大使の任命証が交付された

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 横浜F・マリノスが、横浜市が推進するごみの削減計画「ヨコハマ3R夢!(スリム)」の広報大使に就任した。

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 「ヨコハマ3R夢!広報大使」は、横浜市民、事業者にゴミの減量やリサイクルを実践してもらうためのPR活動を役割としている。

 3Rは、廃棄物のリデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)の3つのRを進める取り組み。「ヨコハマ3R夢!プラン」は、ごみの減量で大きな成果があった「横浜G30プラン」を引き継ぎ今年度からスタートした取り組み。環境モデル都市として、環境負荷の低減と健全な財政運営が両立した持続可能なまちを目指し、3Rの中でも環境にやさしいリデュース(発生抑制)の推進に力を入れていく。計画期間は2010~2025年度。

 横浜市は、2025年度までに2009年度比で、ごみ処理に伴い排出される温室効果ガスを50%以上(約14万トンCO2)削減、ごみと資源の総排出量を10%以上削減する目標を掲げている。

 6月8日に行われた就任式では、林文子横浜市長より、横浜マリノス代表取締役社長の嘉悦朗さんに広報大使の任命証が交付された。

 横浜F・マリノスは今後、日産スタジアム内サポーター向けイベントなどで「ヨコハマ3R夢!」のPR活動や、新横浜駅周辺の美化清掃活動への協力を行っていく。

 横浜F・マリノスは今月12日に、桜木町駅前で開催された「3R夢!フェスタ」に参加。イベント内では、同チームのマスコットキャラクター「マリノスケ」と、「横浜3R夢!」のマスコット「イーオ」、「横浜G30」のマスコット「へら星人ミーオ」による寸劇や写真撮影会、横浜F・マリノス公式チアリーディングチーム「トリコロール マーメイズ」によるステージパフォーマンスも行われた。

 横浜市資源循環局3R推進課の村山明日香さんは「横浜F・マリノスは地元横浜をホームタウンにご活躍されており、これまでも、日産スタジアムでのイベント啓発や市内の美化活動など、地元密着型の環境活動に取り組んでいただいております。ヨコハマ3R夢プランの実質的な初年度である本年度、広報大使に就任された横浜F・マリノスの皆さまには、これから『ヨコハマ3R夢プラン』推進のためのパートナーとして、共にPR活動を行っていきます」と話す。

 ヨコハマ3R夢!プランは、横浜市の2010年のゴミ排出量を2001年に対し30%削減する減量・リサイクル運動「横浜G30プラン」につづく新たな計画として策定された。横浜市は2008年7月、日本政府により、低炭素社会の実現に向けて温室効果ガスの大幅削減などへの取り組みを行う「環境モデル都市」に選定されている。

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