山下公園前面海上で「横濱ドラゴンボートレース」-165チームが参加

「横濱ドラゴンボートレース」の様子

「横濱ドラゴンボートレース」の様子

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 横浜ドラゴンボートレース協議会は5月28日・29日、6月4日・5日の4日間、山下公園前面海上で「第18回横濱ドラゴンボートレース2011」を開催する。

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 ドラゴンボートは古代中国で生まれた世界最古の手こぎ舟の競漕で、1976年に香港国際龍舟祭りでスポーツ競技化されて以来、世界38国以上で行われている。レースでは、紀元前の中国から伝わる龍の頭と尾を持った長さ約12メートルのボートに18人のこぎ手と太鼓手、舵取りが乗り込み、山下公園前海上の直線260メートルのコースでスピードを競う。

 今年は大会当日に、東日本大震災の復興支援に向けて選手や来場者から義援金を募る。集まった義援金は、神奈川新聞厚生文化財団を通して被災地に寄付する。

 試合スケジュールは5月28日「サタデーチャレンジ カップ」、29日「サンデーチャレンジ カップ」。6月4日「JBグループ カップ」、最終日の5日には、午前「コカ・コーラ セントラル ジャパン カップ」・午後「香港カップ」「インターナショナル チャンピオンカップ」を実施。総数165チーム、約3,300人の選手が参戦する。

 開催時間は5月28日=9時30分~、29日=9時~。6月4日=9時~、5日=9時~/12時~/12時50分~。観覧無料。雨天決行。

 山下公園内には盲導犬の紹介ブースなどが並び、飲食物販ブースでは、ビールやホットドッグ、沖縄料理などを提供する。

 NPO法人横浜ドラゴンボートレース協会の事務局は「横濱ドラゴンボートレースの醍醐味は、手こぎボートで横浜港の海上を体験でき、本格的なスポーツ競技を目の前でたのしめるところにあります。手に汗握る、初夏の国際色豊かなドラゴンボートレースをぜひ応援いただければ」と話す。

 ドラゴンボートレースは、横浜では1994年に「第13回横浜どんたく開港祭」(現在の横浜開港祭)のイベントのひとつとしてスタートし、2000年まで横浜青年会議所が主催。2001年にNPO法人横浜ドラゴンボートレース実行委員会が設立され、市民の手により企画運営されている。香港や台湾などから出場者が集まり、昨年の参加選手は209チーム・約4,000人、来場者は4日間で7万人。

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