横浜市、山手地区と元町地区を昇降機で結ぶ計画発表

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横浜市緑政局は、みなとみらい線の元町・中華街駅の駅舎上部と隣接する公園予定地「アメリカ山」(通称) を一体的に都市公園として整備し、観光スポットとしての魅力アップや地域の利便性の向上を目指すことを発表した。「立体都市公園制度」を全国で初適用し実施するもので、山手地区と元町地区との約18mの段差を解消するため、現在2階建ての元町・中華街駅の駅舎を4階まで増築し、駅構内に自由通路と昇降機を設け、バリアフリーによる歩行者回遊動線を整備する。事業予定区域は約0.5ha(駅舎敷地:890平米、アメリカ山:4,630平米)で、平成17年度までに企業誘致や設計業務等を行い、平成19年度の完成を目指す。これにより急峻な地形によって階段や急坂で結ばれている山手地区と元町地区がエレベータで結ばれ、安全で快適に回遊できる歩行者動線が整備される。「立体都市公園制度」は平成16年6月に都市公園法の改正により創設された新たな制度で、用地の確保が困難な地域において、民間建物等の一部や屋上等の立体的空間を活用して公園整備をする取り組み。横浜市緑政局

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