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シネマ・ジャック&ベティでフランスドキュメンタリー映画を上映

作品『彼女の名はサビーヌ』より

作品『彼女の名はサビーヌ』より

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 シネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3)で11月20日より、フランスのドキュメンタリー作品を紹介する第11回 フランス・ドキュメンタリー月間「ドキュメンタリー・フォーカス01」が開催される。

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 同イベントは、フランスの図書機関「Images en Bibliotheques」主導のもと、各国で毎年開催されているドキュメンタリー映画祭「ドキュメンタリー月間」の一環。今年は横浜日仏学院(中区尾上町5)が主催となり、さまざまなテーマを題材にした3作品を横浜で上映する。共催はシネマ・ジャック&ベティ、アーティストによる非営利団体「ART LAB OVA(アート・ラボ・オーバ)」。

 作品は、アヴィ・モグラビ監督が映画監督としての自身の政治的、芸術的な姿勢を問うた2008年ベネチア国際映画祭コンペティション出品作『Z32』(2008年、イスラエル・フランス)、女優としても活躍するサンドリーヌ・ボネールが自閉症のある自分の妹を25年間撮影した監督デビュー作『彼女の名はサビーヌ』(2007年、フランス)、フランスを代表するドキュメンタリー映画監督ニコラ・フィリベールが成長する子どもたちと先生を描いた『ぼくの好きな先生』(2002年、フランス)。

 会期中、同映画館1階の横浜パラダイス会館では、ART LAB OVAが関連イベントを実施。自閉症者とダンスのフランス・ドキュメンタリー映画『Bruit Blanc~白い音』上映会(11月19日)、在ブラジル・記録映像作家の岡村淳監督を招いた『ブラジルの社会的弱者~そして自閉症』上映会とトークイベント(11月23日)を行う。

 横浜日仏学院の佐野未帆さんは「フランスをはじめ世界中の1,200以上の会場でドキュメンタリー映画の上映会が開催される『ドキュメンタリー月間』。フランス図書館の団体が、豊かな映像資料を多くの市民がみられるようにと、11年前に始めた企画です。横浜日仏学院は初めてこの企画に参画し、選りすぐりの3作品を日本語字幕付きで上映します。どうぞお見逃しのないように」と話す。

 チケットは一般=1回券1,300円・3回券3,000円、学生・シニア=1回券1,000円・3回券2,700 円。関連イベントの料金は別。問合せはシネマ・ジャック&ベティ(TEL 045-243-9800)。11月26日まで。

 日仏学院は語学学校、文化センター、情報発信基地の要素をもつ「日本の中のフランス」として、美術館やギャラリー、近隣のレストラン、大学などをパートナーに、展覧会や講演会、映画の上映、ワインセミナー、料理教室などさまざまなイベントを内外で開催。横浜日仏学院の語学学校では、20人の教師が60のクラスで授業を行っている。

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