三菱みなとみらい技術館で横浜上空「ヘリコプター操縦」のVR体験

「スカイウォークアドベンチャー」

「スカイウォークアドベンチャー」

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 三菱みなとみらい技術館(横浜市西区みなとみらい3)は9月11日、ヘリコプターの操縦を疑似体験できる「スカイウォークアドベンチャー」をリニューアルオープンする。

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 スカイウォークアドベンチャーは、三菱重工業の航空機関連技術を使った、ヘリコプターの本格的操縦ができるシミュレーター。乗り物の設計や操縦などに挑戦できる「トライアルスクエア」に設置され、6軸の振動装置とCG(コンピューター・グラフィックス)画面により横浜の上空飛行を体験することができる。

 今回のリニューアルでは、仮想現実(VR)感をさらに高め、天候の変化や実際のヘリコプターに近い垂直離着陸などを体験できるように改修。CG映像のハイビジョン化をはじめ、建設などに伴う横浜の景色の変化に合わせた配置の見直しを図り、飛行中にランダムに雨や雪、雷を発生させられるプログラムが組まれている。航法モニターも改め、ヘリポート上空でのホバリング(空中停止)も可能になった。

 利用対象は小学生以上。当日先着順で予約を受け付け、1回あたり約15分間のVR飛行が楽しめる。

 9月26日はリニューアル記念イベント「空飛ぶプロペラを作ろう!」を開催。ヘリコプターの飛行原理や活躍分野などに関する解説を行い、紙パックを材料にプロペラを制作する。開催時間は11時~12時/14時~15時。対象は小学3年生~中学生(各回15人、先着順)。

 三菱みなとみらい技術館の佐野麻季さんは「従来の飛行内容に加え、天候の変化や実際のヘリコプターに近い垂直離陸がお楽しみいただけるようになりました。この機会に是非ご利用ください」と話す。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は一般300円、中・高校生200円、小学生100円。月曜休館(祝日の場合は翌日)、9月8日・9日・10日は特定休館。

 トライアルスクエアは能動参加型ゾーンで、2009年1月に既存の「体験コーナー」を大幅に改修しオープンした。スカイウォークアドベンチャーのほか、独自開発のソフトを用いた船や航空機の本格的な設計・操縦体験プログラム「3D_CAD WORKS STUDIO_Pro.」、特殊な仕掛けが施されたテーブル、3Dスクリーンを組み合わせた新しいシステムにより、蒸気機関車や自動車の製作体験が可能な「Future Factory」で構成。さまざまな乗り物の設計・製作・操縦を通して、ものづくりや科学技術の一端に触れることができる。

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