市民参加型「横浜港花火ショー」初開催-手持ち花火の一斉点火も

過去の「国際花火大会」の様子

過去の「国際花火大会」の様子

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 山下公園周辺で毎年行われ、昨年から休止している「国際花火大会」が市民参加型の新たな形式でリニューアルされ、7月18日に横浜スパークリングトワイライト「横浜港花火ショー」として開催される。

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 「横浜港花火ショー」は、7月17・18・19日の3日間にわたり山下公園、大さん橋、象の鼻地区などで行われる「2010横浜国際マリンエンターテイメントショー」の一環。

 今回のコンセプトは「みらいにつながれ 光の帯」。入場した市民が連なりつくる「手持ち花火」の光の帯をはじめ、横浜開港「151周年」にちなんだ幅151メートルの海上ナイアガラ花火、10分間に3,000発「連射」される打ち上げ花火を楽しむことができる。花火の打上は横浜市南区に本社を置く横浜山田の花火(株式会社ヤマダ)が担当する。

 「手持ち花火」の光の帯は、市民の手による「手持ち花火の一斉点火」で表現され、子ども連れや高齢者でも混雑に邪魔されず、安全に花火が鑑賞できる有料観覧席(2,100円~)を導入。当日は横浜ベイエリア水際線に沿って並んだ参加者が、一斉に手持ち花火(1人10本)を点火する。

 有料観覧エリアは赤レンガ地区 、象の鼻地区、大さん橋、山下公園、山下ふ頭の5カ所。定員は約7,000人(予定)。手持ち花火の参加には、エリアごとのチケットが必要。花火を一番近い場所から鑑賞できる「山下ふ頭」など海辺のエリアから観覧できる参加者を募集している。

 開催時間は19時~19時40分(予定)。荒天の場合は19日に順延。

 主催の「横浜スパークリングトワイライト実行委員会」は「花火で市民がつながる新たなスタイルの大会に、ぜひ協賛・参加してください」と協力を呼びかけており、ナイアガラ花火に向け、151人を目標に「1メートル1万円」単位で市民から協賛を募っている。

 花火ショー開催に向け準備してきた横浜市経済観光局・観光コンベンション担当理事の牧野孝一さんは「山下公園周辺での花火大会は、横浜の夏の風物詩。他にはない安全・快適な環境で隣り合った市民同士で手持ち花火を楽しんだり、迫力ある打ち上げ花火を鑑賞できます。手持ち花火の一斉点火にぜひご参加ください。早めの時間に終わるので、ご家族などで来ていただき、花火の後の散策や食事もぜひ楽しんでほしいですね」と話している。

 花火ショー有料観覧エリアのチケットの販売については「2010横浜国際マリンエンターテイメントショー」のホームページから。問い合わせは横浜スパークリングトワイライト実行委員会事務局(TEL 045-671-7241)。

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