はまぎんホールで「乳がんシンポジウム」-リハビリエクササイズも

前回行われたシンポジウムの様子(写真左より、外務省医務官・ジャムズネット東京代表の仲本光一さん、聖路加国際病院理事長の日野原重明さん、BCネットワーク代表の山本眞基子さん)

前回行われたシンポジウムの様子(写真左より、外務省医務官・ジャムズネット東京代表の仲本光一さん、聖路加国際病院理事長の日野原重明さん、BCネットワーク代表の山本眞基子さん)

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 はまぎんホール「ヴィアマーレ」(横浜市西区みなとみらい3)で7月10日、「第2回 乳がんシンポジウム@横浜」が開催される。

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 当日は、テーマ「乳がんを通して患者力を高めよう~NYから講師を迎えて~」のもと、基調講演やパネルディスカッション、ワークショップなど多彩なプログラムを実施する。主催は乳がんや健康について情報発信するNPO「BCネットワーク」(Young Japanese Breast Cancer Network)。

 シンポジウムは2部構成(1部=基調講演、パネルディスカッション、演奏会/懇親会。2部=選択制の講演会/ワークショップ)で、基調講演にはニューヨー ク・コロンビア大学病院乳腺外科部長のDr.Freya Schnabelが登壇し、テーマ「アメリカの医師と患者の関係」で語る。

 パネルディスカッションには、福田護さん(聖マリアンナ医科大学ブレスト&イメージングセンター院長、聖マリアンナ医科大学外科学特任教授 乳腺・内分泌外科)、石山暁さん(横浜市立病院 がん検診センター診断担当部長 乳腺外科長)、石川孝さん(横浜市立大学付属市民総合医療センター乳腺甲状腺外科部長)らがパネリストとして登場し、議題「日本でのこれからの医師と患者のより良い関係を模索して」を掲げディスカッションする。

 会場には、しこり入りのブレストモデル模型でしこりの感触を体験することができる「体験コーナー」を設置するほか、選択制のワークショップを開催。

 講演「テイラーメイドの乳がん治療」(聖路加国際病院ブレストセンター 乳腺外科部長の山内英子さん)、「代替/統合医療からの乳がん患者さんへの側面治療」(サン・メディカ創立者・代表の白田正樹さん)をはじめ、参加型の「がん術後のリハビリエクササイズ」(乳がんサバイバー、リンパ浮腫対策委員会代表の大木麻梨子さん)、「乳がん治療時の化粧法」(乳がんサバイバー、 美容ジャーナリストの山崎多賀子さん)を実施する。

 また、歌手の森美紀子さん、ピアニストの池田みどりさんによる元気が出る癒しの音楽が流れるなか「参加医師と参加者の懇親会」も行う。

 ジャムズネット東京代表、外務省医務官の仲本光一さんは「ジャムズネット東京は世界で活躍する日本人を応援します。海外生活における心配の一つに医療があります。言葉や制度の違いは大きなストレスです。一方、海外で長く暮らしていた方は、帰国後、日本社会にとけこめず精神的に苦労されることもあります。ジャムズネット東京は、こうした問題で苦労されている方々に情報を提供し、ご質問にお答えします。ニューヨークで始まった活動ですが、その輪を広げ、世界各地の日本人コミュニティを盛り上げていきたいと考えています。是非、ご利用ください」と話す。

 開催時間は13時~17時30分(開場12時)。参加費は1,000円。詳細はBCネットワークジャパンの公式サイトから。

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