象の鼻パークで子ども達の「五感」を育むワークショップ

5月4日のプログラムで講師を担当する川瀬浩介さんが2008年に行った「絵画教室ルカノーズ」でのワークショップ風景《現代音楽を嗜む》。

5月4日のプログラムで講師を担当する川瀬浩介さんが2008年に行った「絵画教室ルカノーズ」でのワークショップ風景《現代音楽を嗜む》。

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 象の鼻パーク内の「象の鼻テラス」(横浜市中区海岸通1、TEL 045-661-0602)で5月4日から16日まで、「アトリエ 象の鼻 -こどものためのワークショップ」が開催される。

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 同企画は横浜の小学生~高校生の子ども達のための「五感」を育むワークショップ。4人のジャンルが異なるアーティストを講師に迎える。

 ワークショッププログラムVol.1は5月4日開催で、作曲家、美術家として活動する川瀬浩介さんによる中高生、一般向けレクチャー「全ては、出会いが生んだ出来事だった」。Vol.2は5日で陶芸家、彫刻家の藤井志帆さんを代表講師に迎えた粘土を使ったワークショップ「ねんどであそぶ-大きなふねと広いうみ-」。

 Vol.3は15日、五感を刺激する空間を制作するアーティスト井上尚子さんによる匂いをテーマにしたウォークラリー「くんくんすごろくウォーク」。Vol.4は16日で、宇宙や天体といったスケールの大きな対象を相手に創作活動を行っているアーティスト岩田とも子さんによるコラージュのワークショップ「コラージュクラージュ~一歩一歩想像してみよう!~」。子ども達がワークショップを通して自身の手で作品を作る喜びを感じられる内容となっている。

 テラスを運営するワコールアートセンターのイベントプロデュース担当、金子朱さんは「昨年行われた第13回文化庁メディア芸術祭でも話題になった作曲家の川瀬さんらアーティスト達とのコミュニケーションを通して、子ども達が新しい創造性や視点を見つける機会となることを目指します。また、参加アーティスト達にも、彼らの持つ才能や技術、知識を用い、ワークショップを通して子ども達と触れあうことで、『社会』とつながるきっかけを提供します」と話している。

 「象の鼻テラス」は、昨年6月にオープンした広場「象の鼻パーク」内の、アート作品展や音楽・ダンスなどのパフォーマンスが行える多目的スペース。テラスの運営および企画は、青山の複合文化施設「スパイラル」を運営するワコールアートセンター(東京都港区)。

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