9回目の音楽コンテスト「Yokohama HOOOD!!」-テーマはラブソング

昨年の「Yokohama HOOOD!!」開催の様子

昨年の「Yokohama HOOOD!!」開催の様子

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 市民ミュージシャンの支援に取り組むNPO法人「ARCSHIP(アークシップ)」(横浜市西区久保町)は、アマチュア音楽コンテスト「Yokohama HOOOD!!(ヨコハマフッド)#9 for LOVER’S」の出場者を募集している。

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 同イベントは、新たな音楽文化の創造を目指し、ミュージシャンの活動、交流の場として行われている県内最大規模のアマチュアアーティストのコンテストイベント。2002年1月に第1回目が開催され、今回が9回目の開催となる。

 毎年約150組の応募から、テープ審査を通過したアーティストがセミファイナルに進出。会場全員の投票により選ばれたアーティストはファイナルステージに進出し、各部門ごと1組のグランプリアーティストを決定する。グランプリには副賞として、専門学校ヨコハマミュージックスクールでのレコーディング、スタジオ「月桃荘・太陽ぬ荘」で使えるスタジオ無料券などが進呈される。

 今年のテーマは、昨年に引き続き「ラブソング」。ロックやポップ、レゲエ、アカペラなど楽曲ジャンルは自由(インストゥルメンタルは不可)。エントリーは、「メンバー全員学生部門」「お気に入りのカバー部門」「オリジナルで勝負部門」の3部門。

 参加対象は、レコードメーカー・プロダクション・音楽出版社等と契約をしておらず、構成メンバーの1人以上が神奈川県在住または在勤のグループ(「メンバー全員学生部門」は居住地不問)。メンバー構成、年齢、国籍、ライブ経験の有無は不問(18歳未満の方は、保護者の承認が必要)。

 ARCSHIP代表の長谷川篤司さんは「ラブソングをテーマにしたのは昨年が初めての試みでしたが、ライブ当日は会場全体の雰囲気が一体となって手応えがありました。部門ごと幅広い年齢層の方が応募できますので、大人の方々にもどんどん参加して頂きたいです」と話している。

 応募期間は9月10日まで。セミファイナルの開催は10月31日、11月1日。会場はかながわアートホール。ファイナルの開催は、12月23日。会場は横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール。

 イベントを主催する「ARCSHIP」は、新しい音楽文化を街全体で創造・発信できる心豊かな環境づくりに貢献したいという思いから、2002年12月にNPO法人として活動を開始。アーティストの活動支援・底辺の拡大を最大の目的とし、横浜市内で、ストリートコンサート「横浜音楽空間」や、社会人バンドのためのライブイベント「おとバン」を開催。ほかにも川崎市で「音楽のまちコンサート」、藤沢市と市内商店街が実施している「湘南藤沢まちかど音楽祭」などの開催を通じて、音楽と街と人をつなげる音楽活動のあり方を提案している。

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