象の鼻会場「灯台アート」デザインを公募ー日比野克彦さんと公開製作

「象の鼻」会場に設置する「灯台アートワーク」のイメージ

「象の鼻」会場に設置する「灯台アートワーク」のイメージ

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 横浜開港150周年協会(TEL 045-414-0103)は、開国博Y150のベイサイドエリア「象の鼻」会場で実施する「灯台アートワーク」の制作スケッチを一般公募している。

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 募集するスケッチのテーマは「未来へ出航する『横浜』を見送る灯台」。Y150アートプロデューサーで、東京藝術大学教授の日比野克彦さんらが応募作品から10作品を選考。8月5日から象の鼻会場で、日比野さんと協同で公開製作する。

 日比野さんらが手がける横浜FUNEプロジェクトの「FUNE(船)」や明後日朝顔プロジェクトの「たね」など、他の市民参加イベントとの連携を図りながら、市民による灯台に見守られ、世界に向かって「出航」することを表現していく。

 制作する作品のサイズは横=100、奥行き=100、高さ200センチ以内。支給する夜間演出用のエコランタンを設置できる構造と、野外に設置できる強度を考慮したデザインが必要。

 横浜開港150周年協会の会場運営部の武石宏さんは「象の鼻パークという、横浜を代表する国際的な文化観光交流ゾーンの一つとして、景観や芝生広場を活かし、芸術的で快適な空間が創造できればと考えている。公募では、横浜を見送る灯台をイメージし、創造力とアイデア豊かなデザインを求めています。特に美術系学生など、創造都市横浜の将来を担う多くの若手作家に参加してもらい、成長の機会にして頂ければと考えている」と話す。

 展示期間は8月5日から9月27日まで、制作実施にあたっては、当選者の1チームにつき3万円の支給あり。応募締切は6月30日まで。

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