大岡川沿いで伐採した「桜の木」を有効活用するワークショップ

3月21日の「桜の木で、何かつくろう!」で、桜の木から作った箸で食べる参加者

3月21日の「桜の木で、何かつくろう!」で、桜の木から作った箸で食べる参加者

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 「BankART桜荘」(横浜市中区黄金町、TEL 045-663-2812)では、大岡川のプロムナード整備事業で伐採された桜の木を用い、アート作品などを作る「桜プロジェクトVol.2」を開催している。

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 同プロジェクトは2006年から3年間、横浜市初音町・黄金町・日ノ出町を流れる大岡川沿いで続けられてきた桜の植え替えや歩道の拡張、照明の設備増事業などで伐採した桜の木を有効活用していくプロジェクトで、今回で開催は2回目。

 プロジェクトは、桜で作るアート作品のプランの公募、杵(きね)と臼を桜の木で作る「杵&臼をつくろう!」、小学生・中学生を対象とした「桜の木で、何かつくろう!」ワークショップの3つのプログラムで構成。完成したアート作品と杵・臼のセットは、4月4日・4月5日の「大岡川桜まつり」の期間中に審査発表を行う。審査員は、初音・日ノ出町環境浄化推進協議委員会会長の杉江義夫さん、桜まつり実行委員会の中澤政次さん、日ノ出町内会長の佐野典嗣さん、初黄町内会長の中澤秋子さん、BankART1929代表の池田修さん、中区長の中上直さん。

 「桜の木で、何かつくろう!」はアートユニット「深沢アート研究所」や、大岡川沿いの黄金町バザール「初音スタジオ」に滞在している染めアーティストの山田よしえさん、立体作品作家のさかもとゆりさん、画家のフタミフユミさんらと共に制作を行っている。桜の木からお箸を作って、町中の店舗を回り、商品を味見させてもらう「桜の木でつくったおはしをさげておあじみ隊」を子ども達を中心に結成するなど、地域との連携でプロジェクトを行っている。

 BankART桜荘は大岡川沿いに位置する文化芸術スペース。違法な飲食店が集まっていたエリアのまちづくりの一環として、区が元風俗店を借り受け、BankART1929が運営している。

 「桜の木で、何かつくろう!」ワークショップは、29日にも開催。現在、参加者を募集している。開催は13時~16時まで、会場はBankART桜荘。参加費は無料。

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