ニブロールがZAIMで新作ダンス公演-メンバーによる作品展示も

ニブロールが今年1月に上演した「ロミオORジュリエット」より

ニブロールが今年1月に上演した「ロミオORジュリエット」より

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 横浜を拠点とするダンスカンパニー「ニブロール」は11月19日より、ZAIM(横浜市中区日本大通)で「スモール・アイランド」を上演する。昨年10周年を迎えた同カンパニーが、「次の10年」に向けて企画されたもので、ダンスパフォーマンスだけでなく所属メンバーによる作品も展示し、これまでにない新しい手法を試みるという。

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 ニブロールはダンスを中心に、映像、音楽、照明、美術、建築など各分野のディレクターや作家が集まり1997年に設立。ジャンルを固定しない横断的なスタイルで、森美術館 (2004) や越後妻有トリエンナーレ(2003, 2006) などの美術展のほか、アメリカや、インド、バンコクなどのアジア地域でも上演を行い国内外で高い評価を得ている。

 今回の公演は、「スモール・アイランド」というコンセプトに沿って、映像、ダンス、衣装、音楽、照明という表現方法ごとに5つの小部屋に、それぞれを担当するディレクターが空間構成し、作品を展示。公演時には、小部屋を舞台としてパフォーマンスが披露される。

 ダンサーとして、矢内原美邦さん、カスヤマリコさん、黒田杏菜さん、橋本規靖さん、福島彩子さん、藤原治さん、ボディポエット・カズマ・グレンさんが出演。振付・演出は矢内原美邦さん。映像は高橋啓祐さん。衣装は矢内原充志さん。

 広報担当者は「ダンスは空間が違うと異なる見え方をするもの。今回は、作品が展示されている中、ダンサーの息遣いまでがわかる身近な空間でのパフォーマンスで、今までにない作品。期待してほしい」と話している。

 開演時間は11月19日~同21日=20時、11月22日~同24日=14時、19時30分(2回公演)。チケットは一般=3,000円(前売り)、学生=2,500円。展示は11時~19時。入場無料。

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