ベイクォーターにカレーカフェ、神田の名店「エチオピア」が新業態

女性向けにアレンジした「インド風野菜カリー」など

女性向けにアレンジした「インド風野菜カリー」など

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 東京・神田のカレーの名店「エチオピア」は8月1日、横浜ベイクォーター(横浜市神奈川区金港町)に新業態店「カリフェ by エチオピア」をオープンする。従来のカレーをメーンに女性向けにアレンジしたメニューをカフェスタイルで提供する。

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 「エチオピア」は東京・神田小川町で1988年に創業し、現在都内に3店舗を展開している。約15種のスパイスのほか、野菜をふんだんに使用し、余分な油を取り除くことでコクだけでなく後味の軽さにもこだわっているのが特徴。カレーの激戦区といわれる神田の中でも若い男性客の人気を呼んでいる。横浜にはカレーのテーマパーク「横濱カレーミュージアム」(昨年3月閉館)にも出店していた。

 今回オープンする「カリフェ」は、「カレー(カリー)」と「カフェ」をあわせた造語。これまでの店舗と異なり、ドリンクやサイドメニューなどにも力を入れてカフェとしての機能を充実させる。店舗面積は約19坪、席数は店内=31席、テラス席=16席。白を基調にインテリアには木材を使用し「入りやすく、おしゃれな雰囲気」を演出したという。料理は、ライスに十五穀米を使用するほか、ライスにカレー、チーズ、卵を載せて鉄板で焼いた新メニュー「焼カレー」を展開する。そのほか、輸入ビール18種をそろえ、女性を中心に家族連れ、カップルなど幅広い利用者を想定し、新たな客層の獲得を狙う。客単価はランチ=850円、ディナー=1,500円~2,000円。メニューは「インド風野菜カリー」(930円)、「トマトチキン焼きカリー」(880円)、「豆サラダ」(350円)など。ビールは400円~。

 同店の森淳一店長は「以前カレーミュージアムに出店していた際のお客様の反応を踏まえ、横浜の土地柄に合う雰囲気や、メニューを工夫した」と話す。

 営業時間は11時~23時。

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