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国内最高齢ライオン老衰死で献花台設置-野毛山動物園
(2008年03月17日)
野毛山動物園(横浜市西区老松町)の人気ライオン「モドリ」(オス、23歳)が3月11日に老衰で死亡し、写真パネルや、死ぬ直前まで使用していたオリが公開されている。猛獣舎の横には献花台が設けられ、週末多くの家族連れがメッセージを寄せるなどモドリの死を悼んだ。
1991年3月に姫路セントラルパークから野毛山動物園へ来た「モドリ」は、立派なたてがみ姿と、大人も震え上がらせるほどの迫力ある鳴き声で動物園のシンボル的な存在だった。姫路セントラルパークから他の動物園へ移った際、その鳴き声の大きさが原因で送り戻されたことから「モドリ」と名付けられたというほどで、タレントの山口智充さんが鳴き声をモノマネしていたことでも知られている。家族で月に1回は訪れるという本多明子さん(神奈川区在住)は「ニュースを見てびっくりした。最近は毛が抜けてしまっていておじいちゃんという感じだったが、鳴き声は健在だった」と振り返る。
モドリは、昨年12月ごろから立てなくなり、餌だけでなく水も摂らず、排便などが困難になったという。それ以降は、猛獣舎の裏にあるオリでビタミン剤や電解液の注射を受けて飼育されていた。スタッフの努力の甲斐あって寝たきりになることはなく、一時は自力で餌を食べることもあったが、3カ月後、老衰のため静かに息を引き取った。年齢は人間でいうと約120歳で、国内最高齢だった。
3年前からモドリを担当していた飼育係の川田攻さんは「意味のない延命だけはやめようと決めていたが、モドリは病気にかかっている様子はなく、自力で歩くこともあったので、できるだけのことはやった。死亡後検査した際にも内臓はとてもきれいで、寂しさは感じるが、寿命を全うした形となって安心している」と話す。
同園では4月6日まで、猛獣舎の横にモドリの写真パネルを展示し、献花と記帳を受け付けている。開園時間は9時30分~16時30分。
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