「音と光」をテーマに体験型展覧会-国内外から作家20人が参加

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 ZAIM(横浜市中区日本大通)と創造空間9001(中区桜木町)で10月12日より、「音と光」をテーマに写真や映像、立体作品など国内外のアーティスト約20人が参加する展覧会「Freeze 光の時・音の時間 Sound&Vision 2007 vol.2」が開催される。

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 同展は、「目に見えないもの」をコンセプトに作品展示を行う「Sound&Vision」が主催で、今年3月から4月にかけて行った「可視領域から不可視へ」をテーマにした作品展に続き2回目の開催。今回は、写真などに記録することで瞬間をとらえることが可能な「光」と、それに対して連続性のある「音」をさまざまな方法で表現した約20作品を展示する。

 展示作品は、メディアアーティスト木村亮太さんによるICカード型乗車券「Suica(スイカ)」に記憶された情報からこれまでの自分の行動を地図上に表すという「光」に対して「闇」を「目に見えない部分」として表現した作品や、作曲家の古川聖さんらによる庭園回遊を映像と音楽で表現したインスタレーション作品など。

 10月21日にはオーストラリアで開催されたマルチメディアの世界的フェスティバル「アルス・エレクトロニカ」で今年デジタルミュージック部門グランプリを受賞した三輪眞弘さんを招き、受賞作品「逆シュミレーション音楽」の紹介ビデオ上映や「デジタルアートの現在 そして」と題してトークディスカッションを行う「受賞記念報告会」を開催する。

 同実行委員会川崎義博代表は「人間の感覚的な部分をアプローチした作品を集めた。絵画鑑賞のように知識を必要とするものはなく、体験を目的としたものを多数展示するのでダイレクトに感じてもらえるのでは」と話している。

 開催時間は11時~19時(金曜・土曜は20時まで)。入場無料(受賞記念報告会は参加費500円)。10月21日まで。

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