チューリップ50万本の花イベント-サミット共同誘致の新潟市主催

横浜でチューリップ50万本の「花ジャック」-写真は新潟市信濃川堤防での花絵の様子(2005年)

横浜でチューリップ50万本の「花ジャック」-写真は新潟市信濃川堤防での花絵の様子(2005年)

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 新潟市と新潟観光コンベンション協会は4月21日から、新潟市のチューリップ50万本を使った花絵などを中心に「にいがた花ジャック2007 in Yokohama」を横浜赤レンガ倉庫や桜木町駅前などで開催する。イベント開催は、新潟市が今月政令指定都市になったのを機に、サミット共同誘致中の横浜市との友好を深めサミット誘致をアピールするのが狙い。

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 桜木町駅前広場ではアーティストや市民が参加してチューリップの花首約20万本を用いた花絵が作られ、横浜赤レンガ倉庫1号館1階エントランスホールではチューリップの花首約10万5,000本を使ったアート作品が展示される。両会場ともにチューリップのプレゼントやパフォーマンスなどのイベントも実施される。桜木町駅前では4月21日、29日、赤レンガでは4月21日、26日、29日に花絵作成の一般参加を受け付ける。

 同29日、30日にはベロタクシー2台に花車を付けて、市内の観光スポットで展示・走行するほか、30日には「チューリップフロープロジェクト」として、利用後の花首10万本をアーティストや市民が作った花のボートやいかだに載せて、大岡川桜桟橋からBankART Studio NYKの河岸まで1キロメートルほど流す企画も用意されている。BankART Studio NYKでは、29日に肥料作りや染色のワークショップを開催予定。

 同協会では、「花絵は球根の肥育のために摘まれた花首を再利用したものだが、今回はさらにそれを肥料に利用することで、環境循環型のイベントを目指したい」と話している。ワークショップで染色したハンカチは、能登地震被災者支援としてチャリティー販売される。

 イベントは5月2日まで。

 新潟市はチューリップの生産日本一(切り花1,480万本、球根836万球出荷。2004年度調べ)で、日本でのチューリップの球根栽培の発祥地。

にいがた花ジャック2007 in Yokohama(新潟観光コンベンション協会)新潟市

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