横浜市、来春稼働の風力発電風車のロゴ制定で市民投票

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 横浜市環境創造局は、2007年3月に運転を開始する瑞穂ふ頭(神奈川区鈴繁町8)の大型風力発電設備のロゴマークを制定するための市民投票を行っている。

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 同事業は、環境行動都市の実現に向けて、市民が具体的行動を起こす契機とすることや、自然エネルギーの利用促進と地球温暖化対策事業の一環として、横浜市が都心臨海部に風力発電施設を設置するもので、都心立地型風力発電としては日本初の取り組み。瑞穂ふ頭の市有地に、高さ約118メートル、羽根の部分の直径が80メートル、定格出力1,980キロワットのデンマークのヴェスタス社製の大型風車を建設する。

 ロゴマークの公募は、3つの候補の中から最も支持の多いもの1つを選定するもの。マークは風力発電本体に貼付するほか、発電表示板や広報印刷物、資料など風力発電事業の普及啓発に活用する。応募者の中から抽選でオリジナルTシャツ、FAIRLADY Z ダイキャストモデル、クリスタルヨットクラブ・ランチクルーズ、よこはま動物園ズーラシア家族入場券がプレゼントされる。投票期間は11月15日までで、ホームページより投票できる。

 同事業の財源は国の補助金の他、市民への「ミニ公募債」の発行と、「グリーン電力証書システム」の導入による企業協賛の獲得により確保する。設置する風車の年間発電量は約300万kWh(一般家庭約860世帯の年間電力使用量に相当、CO2は約1,100トンの排出量削減)を見込んでいる。

横浜市 環境創造局 風力発電

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