カレー総研、2006年の流行は「白いカレー・黒いカレー」

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横濱カレーミュージアム(中区伊勢佐木町1、TEL 045-250-0833)内にあるカレー総研(主催:横濱カレーミュージアム、プロデューサー 井上岳久氏)は2006年のカレーの流行は「白いカレー・黒いカレーの大ブーム」との予想を発表した。カレー総研によると、これまでのカレーのブームは「札幌スープカレー」「湘南カレー」「讃岐等カレーうどん」など、ご当地カレーを切り口としたソースや具材を特徴としたものが多かったが、2006年は「色」が話題になると予想している。 「白いカレー」は、黄色のもととなるターメリックを入れないもの。ブームの背景には、富良野が白いカレーでまちおこしを実施し、注目されていることがある。今年に流行する予兆としては、同館の「横濱フレンチカレーの店」と「パク森」で販売している白いカレーの売上が今年になり好調であること、また、ハウス食品もルウとレトルトで今年2月に「北海道ホワイトカレー」を発売し、生産が追いつかないほどの売れ行きを見せていることを挙げる。一方、「黒いカレー」ブームの背景には、カレーの色が黄色から茶色、黒へと濃くなる最近の傾向や、黒酢、黒豆、黒ごま、黒米など健康ブームの中で色の黒い食品が近年注目されてきていることがある。今年に流行する予兆としては、同館の船場カリー「イカ墨カレー」、湘南カレー「黒カレー」が1位、2位を競うほどの人気を見せていること、また、同館と江崎グリコが共同開発し、今年2月に全国発売した「黒カレー」のレトルトの売れ行きが好評であることを挙げている。
横濱カレーミュージアム

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