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横浜中華街の華都飯店 上階で五輪契機としたアートショー

廣川国臣さんと、共同企画者の永沼アメールさん 

廣川国臣さんと、共同企画者の永沼アメールさん 

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 横浜中華街の華都飯店(横浜市中区山下町)の上階の宴会スペースでアート展「CROSS STUDIO SPEAK EASY ART SHOW」が7月23日から開催されている。華都飯店のオーナーの息子の廣川国臣(ひろかわこくしん)さんが五輪を機に企画した。

華都飯店横の扉がアート展への入り口

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 廣川さんは、オリンピックに合わせたイベントの、アーティストのキュレーションに関わってきた。大手スポーツ企業とのコラボレーション案件などが中止になり、来日を予定していたアーティストたちが来られなくなった中、日本での発表機会を作ろうと6月末に開催を決めた。

 展示にはアメリカ、イギリス、香港など世界各国から13人のアーティストが参加。うち7人は香港の「BAPE 」からスニーカーの提供を受け、白のスニーカーをベースに作った作品を披露した。あわせてアーティストの空山基さんと「BAPE STORE」とがコラボレーションしたウェアも飾られている。

 廣川さんは、「2階の宴会場は一年間くらい予約が入っていない。飲食店にとって宴会のうりあげがなくなったのは危機的」と話す。「中華街は終戦時からずっと店を続けているオーナーも多く、中華街の人にアートを紹介したり、新たな取り組みを通じて盛り上げていきたい」とも。

 開場時間11時から19時、8月6日まで。

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