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横浜橋通商店街で「夕涼みのお菓子」 元菓子店の空き店舗を活用

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 横浜橋通商店街学生スタッフが、同商店街にある元菓子店の空き店舗を、地域拠点「下町編集室OKASHI」として活用する1年間限定のプロジェクト「いと-をかし」を、7月15日から開始した。

旧菓子店前で 横浜橋通商店街の学生スタッフたち

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 プロジェクトの目的は「地域のアーカイブ・居合わせる拠点」として、「まちの記録をすること」と「出会いのコーディネートをすること」。学生スタッフが2018(平成30)年秋に創刊した横浜橋通商店街のフリーマガジン「いきな下町商店街」の発行とあわせ、新たに「下町編集室OKASHI」を開放する「開室デー」や、地域の人の持ち寄り企画の応援をする。

 初回の開室デーは、7月25日~31日。「夕涼みのお菓子」として、昔ながらの駄菓子、世界のお菓子、ちいさな玩具などを販売。

 「をかし」とは日本の古語で「おもしろい、趣がある、すばらしい、愛らしい」という意味をもつことから、「お菓子」屋として親しまれていた空間の歴史を継ぎ、「好きなもの」「おもしろいと思うもの」を交換し合うことで、街に良い影響がおこるようにと思いを込めた。プロジェクト開始日も「お菓子」にちなんで、全国菓子工業組合連合会制定の「お菓子の日(7月15日)」とした。

 学生スタッフで、横浜市立大学2年生の小林璃代子さんは「現在は不定期だが、開室デーは、買い物をしなくても、用事がなくても、気軽にリビング感覚で立ち寄っていただけると嬉しい」と来店を呼び掛ける。「今後はFacebookページ『下町編集室okashi』で随時情報を発信予定」とも。

 「夕涼みのお菓子」の実施時間は18時~20時。入場無料。

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