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旧「スターホテル横浜」の「ブルーライトバー」、関内で復活

店名を冠するカクテル「ブルーライト」。

店名を冠するカクテル「ブルーライト」。

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 山下公園前にあったスターホテル横浜(横浜市中区山下町)と共に2020年6月14日に閉店した「ブルーライトバー」が1年後の6月14日、関内に復活オープンした。

関内に復活した「ブルーライトバー」のバーカウンター

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 同店は、スターホテル横浜2階で1984(昭和59)年開業し、以降35年にわたって営業した老舗のオーセンティックバー。店名が人気アーティストの楽曲に使われたこともあり、ファンを含む多くの客に愛されたが、コロナ禍で2020年、惜しまれつつ閉店した。

 新店(横浜市中区尾上町)は、スターホテル本社から店名やロゴなどの使用許可を得て、正当な後継店として前店の雰囲気やコンセプト・意思を引き継ぐ。メニューは、店名の付いた「ブルーライト」などのカクテル、乾き物などのおつまみが中心だが、今後、軽食の提供も予定している。

 店主の稲田裕介さんは「前店では8年間、店長として勤め、多くのお客さまと接し思い入れのあった店が閉店するのは寂しく感じた。退職後は他ホテルでも働いていたが、歴史ある『ブルーライトバー』の存在を残したい、店のコンセプトや雰囲気・オリジナルカクテルを出せるのは世界でも自分だけだと思い、スターホテル本社に掛け合い、正式に継承することとなった。まだ続くコロナ禍でかなり厳しい選択だが、多くのファンの思いと自分の思いで何とか歴史を紡いでいきたい」と話す。

 営業時間は15時~深夜3時。7月11日までは感染症拡大防止のための20時までの時短営業。アルコールの提供は19時まで。

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