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横浜橋通商店街のフリー誌「いきな下町商店街」 学生スタッフが対面の魅力探る

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 横浜橋通商店街のローカルフリーマガジン「いきな下町商店街」第4号が6月3日、発行された。

横浜橋通商店街「いきな下町商店街」を編集した学生スタッフたち

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 同誌は2018(平成30)年秋に創刊。同商店街の魅力とイベント情報を発信するため、当初は学生スタッフ2人でスタート。現在は大学生5人で編集部を構成する。

 最新号の特集テーマは「いまこそ、『対面』を考える」。新型コロナウイルス感染症のまん延で、必要以上の移動や会話が制限され続ける中、いま一度、商店街の「対面の魅力」に立ち戻って、何を残し、何を新しくしていくのかということを改めて考えたという。

 特集では、同商店街で1958(昭和33)年創業の製麺店「布施食品」と、1952(昭和27)年創業の洋服店「男子専科KUBO」を取材。「手作り麺へのこだわり」や「和柄の洋服」を扱い始めたいきさつなど、商品の魅力を描くとともに、常連客が店主との会話を楽しみに通い続ける「対面の魅力」をつづった。

 編集を担当した横浜市立大学2年生の小林璃代子さんは「いつも以上に思いの詰まった一冊になった。直接会うこと、滞留すること、無駄とされるところ、を問わざるを得ない今だからこそ、残すべき、商店街の『対面』の魅力のもとをテーマにした」と話し、「ぜひ冊子を片手に商店街を歩いてみていただければ」とも。

 主な配布場所は、同商店街事務所(横浜市南区高根町1)前、横浜市営地下鉄の阪東橋駅~桜木町駅、横浜駅観光案内所、桜木町駅観光案内所。

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