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京急鉄道事業設備投資計画、1000形を12両新造 安全対策投資など総額206億円

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 京浜急行電鉄(横浜市西区高島1)は、2021年度に総額206億円の設備投資を行うことを、5月12日に発表した。うち安全対策設備投資は194億円で、安全・安定輸送確保のための安全対策投資を継続的に実施する。

京急油壺マリンパークは9月30日に閉館 

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 新造車両は12両。2021年春から料運用を開始したロングシートとクロスシートの切り替えが可能な1000形新型車両を4両×3編成新造するとともに、1000形の既存車体8両の更新を行い、より快適な車内環境の提供を目指す。

 ホームからの転落や列車との接触を防止するため、京急東神奈川駅、日ノ出町駅、平和島駅、追浜駅、汐入駅にホームドアの設置工事を進める。

 2020年4月1日に都市計画事業の認可を取得し、本年度から本格的な工事着手となる泉岳寺駅~新馬場駅間連続立体交差事業や、現在設計などを進めている羽田空港第1・第2ターミナル駅引上げ線新設工事など、将来の成長に向けた投資も進める。

 設備投資計画とともに、中期経営計画では「都市近郊リゾートみうらの創生」を掲げ、三浦半島でのエリアマネジメント活動を強化することを発表。2020年5月に閉館した「城ヶ島京急ホテル」を、ヒューリック(東京都)と共同で高級温泉旅館「ふふ城ヶ島」(仮称)として2024年度に開業することを目指し、2023年4月にリニューアル開業する「長井海の手公園ソレイユの丘」では再整備と管理運営グループの一員となる。

 1968年に京急電鉄創立70周年記念事業として開業し、当時「東洋一」といわれた大回遊水路を持つ水族館「京急油壺マリンパーク」(神奈川県三浦市)は、建物や設備の老朽化のため2021年9月30日に閉館する。

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