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台湾の若者が見た横浜の地域コミュニティー「Xplore横浜」報告会

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 横浜で地域のコミュニティーを探索するツアー「Xplore横浜」の体験報告会が8月18日、コミュニティースペース「泰生ポーチ フロント」(横浜市中区相生町2)で行われた。

視察では「ことぶき協働スペース」や日ノ出町、黄金町などを2日間で視察した。

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 「Xplore 横浜」は台湾スタートアップAndactionとUniversiy Cafeが共催し、台湾の若者が横浜のコミュニティーを訪れ、参加者が「探索者」として、「地域の良さを発見することで、自分自信の目標や新しい気付きにつなげる」をコンセプトに行われた。

 台湾から参加した4人の若者は横浜にあるコミュニティーデザインを手掛ける「CASACO」を訪れたほか、地域で活動する「まちづくりエージェントSBC」ではシビックプライドについて説明を聞くなど、実際に活動している団体と交流した。

 報告会当日、前半に台湾人から見た横浜の魅力についてプレゼンが行われ、後半は横浜チームから自分が横浜に残したい活動について話し合いが行われた。参加者からはナイトタイムランニングやアジアのミュージシャンが活躍できる場ができればなどの意見が出された。

 今回の企画に参加した台湾のNPO法人City WandererのSunny Yangさんは「今回会った横浜の人たちは、地域に対しての愛着度と責任感が高いと感じました。地域活動がセカンドキャリアのようだった」と話す。

 Xplore横浜プログラムのコーディネーター廖品淨(Jing Liao)さんは「今後は学生の日本での長期インターンシップ企画や今回横浜で出会った方々にも台湾でワークショップを開いてほしい」と期待を寄せた。

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