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パタゴニア横浜・関内で「選挙カフェ」 学生・主婦らが選挙から未来を考える

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 アウトドアショップ「パタゴニア横浜・関内」(横浜市中区日本大通)で7月8日、選挙や政治から未来について考えるワークショップ「ローカル選挙カフェ」が開催された。

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 「Vote Our Planet 私たちの地球のために投票しよう」キャンペーンを実施しているパタゴニア日本支社(戸塚区)は、参議院選挙が行われる7月21日に直営店全店を休業して従業員の投票を呼び掛けている。

 併せて、パタゴニアは創業者のイヴォン・シュイナードの「僕らには自然世界を破滅させるか、あるいは僕らのすみかであるこの美しい青い惑星を救うかの可能性がある」という言葉を引用し、16店舗で「ローカル選挙カフェ」を開いている。

 当日は約40人が参加。同店の安田晃浩さんが、地球環境や選挙の投票率に関するトークを行い、「地球温暖化はもう多くの人が避けられない課題。だからこそ多くの人に、まずは選挙に行ってほしい。前回の選挙では投票率は55%だったが、20代の投票率は35%。だからこそ若い人には特に選挙に行ってほしい」と呼び掛けた。

 トークの後にはグループを作り、選挙に行かない理由や選挙と自分の暮らしなど、大学生や社会人、主婦などでディスカッションを行った。参加した明治学院大学4年の清水回さんは「元々自分の生活と政治のつながりを密接に捉えて暮らしていたが、今日参加して、より政治や選挙で自分の身の回りが変えられる、または変えたいという意思表示ができるのかを感じることができた」と振り返る。「自分の住んでいる地域に近い所で働いたり学んだりする人と政治の話ができたこと大きかった」とも。

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