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相模鉄道の都心直通用新型車両「20000系」がデビュー 2月11日に出発式

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 相鉄グループの相模鉄道(横浜市西区)は2月11日に、都心直通用 新型車両「20000系」の営業運転を開始する。相鉄線横浜駅を10時30分に出発する「特急 海老名行き」から。相鉄線 横浜駅3番線で同日10時から出発式を行う。

2,000セット限定発売の「20000系デビュー記念入場券セット」

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 車両は、「デザインブランドアッププロジェクト」の統一コンセプトの新型車両第1号で、2022年度下期に開業を予定している相鉄・東急直通線の車両として導入される。横浜を象徴する濃紺色の「ヨコハマネイビーブルー」で外観を塗装し、車内には着席される乗客への干渉を緩和するために座席端部に強化ガラス製の大型仕切り板を採用。座席下に大型の荷物を収納でき、立ち座りが容易にできる「ユニバーサルデザインシート」を初めて導入する。

 車両は日立製作所 笠戸事業所(山口県下松市)で製造され、2017年8月に約950キロメートル、35時間以上かけて車両センターまで輸送された後、車両の整備や各種試験、乗務員の訓練等を行いデビューに至った。今後は、都心との相互直通運転を開始するまで、他の車両と同じように相鉄線内で運行する。

 「相鉄・JR直通線」は、相鉄線の西谷駅(保土ケ谷区)とJR東海道貨物線・横浜羽沢駅(神奈川区)付近間を結ぶ約2.7キロの新線で、2019年度下期に開業予定。相鉄線とJR横須賀線・湘南新宿ラインが相互直通運転を行う。運行区間は海老名駅(相鉄本線)および湘南台駅(相鉄いずみ野線)~西谷駅~羽沢横浜国大駅~大崎駅~目黒駅~渋谷駅から新宿駅方面につながる。

 新型車両の運行を記念して、「20000系デビュー記念入場券セット」が販売される。新型車両のデザインのD型硬券普通入場券8枚と、新型車両の図面・主要諸元表を記載した台紙のセットで、価格は1,200円。

 また、相鉄いずみ野線 湘南台駅では「相模鉄道20000系デビュー記念写真展」を開催される。

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