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関内でハンドメイド作家とクリエイターの交流イベント 「まちのミシン」の活用を検討

子育て中のお母さん達の「まちのミシンを持つ」の活動の様子

子育て中のお母さん達の「まちのミシンを持つ」の活動の様子

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 手作り作家やクリエイターなどが集まり作品を紹介しあう「クリエイターズミーティング」が5月30日、横浜市中区のクリエイター集積ビル「泰生ポーチ」(横浜市中区相生町2)でひらかれる。

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 同イベントは、町の人から寄せられた寄付ミシンを使ってつながりづくりとモノづくりを行う「まちのミシンを持つ」プロジェクトの一環として行われる。子育て当事者による子育て支援団体「まま力の会」と横浜コミュニティデザイン・ラボの共催。

 「まちのミシンを持つ」は、子育て中の母親が行うミシン体験イベントをきっかけに、「使えわれていないミシンの寄贈を呼びかけてみよう」と2016年スタート。7台のミシンと2台のロックミシンが寄せられた。アップサイクルの輪をひろげ、まちのつながりづくりのきっかけとしたいと月に一回程度ワークショップや活動検討会などが開催されている。

 同イベントは、同プロジェクトのミシンの存在を広め、活動の意図に賛同してミシンを活用してくれる人を増やしたいとはじめてひらかれる。

 アーティスト・クリエイター・手作り作家・各種講師活動を行う人などを参加対象に、当日は、それぞれの活動や作品を紹介しあう交流会と、同ミシンの活用に関しての意見交換会を行う。

 当日は、舞台衣装を手がけ、アーチストやアートディレクターとしても活動するファッションデザイナーで、まま力の会がミシンのイベントを行うきっかけを作った矢内原充志さんや、神奈川区で「かながワークSewing Club」を立ち上げ、区内のスキルを持った母親たちのグループ「地区わJOB」を主宰する石川澄江さんも参加する。

 クリエイターズミーティングを企画した土屋しおりさんは「地域で手づくりで作品を作る方も多いと思う。参加者同志の横のつながりをつくり、活動の場が広がる支援にもなれば良いと思う。地道に活動されている方や趣味で作っている方、プロ並みの活動をされている方もそうでないかたも、さまざまな方に参加してもらいたい。『街の善意のミシン』の存在も知ってもらえたら」と話している。

 開催時間は10時30分~12時。参加費1,000円。

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